印影 ・ 書体について


篆書体
テンショタイ
秦の始皇帝(前259-前210)が、古文(甲骨文・金石文・籀文)を基礎として制定した公式書体。すなわち漢字の基本です。
典雅、流麗にして重厚、風格のある印影をつくります。
銀行印
実印 に

適しています
印相体
インソウタイ
篆書体を基礎にして意匠化した、柔らかな印象が特徴的な書体です。
判読の難しさから、実印や銀行印に適しています。
実印
銀行印 に

適しています
隷書体
レイショタイ
秦の雲陽の程貌が、小篆(篆書体)の繁雑を省いて作ったものです。
「八の字」のように左右にのびた字体が特徴。
正確で読みやすい書風です。
認印 に

適しています
古印体
コインタイ
隷書をもとに、明治初期に生まれた書体。
天平〜平安〜鎌倉時代に作られた鋳造印(大和古印)の伝統を受け継いだ書体で、鋳造特有の鋳だまりの風合いを再現した線が特徴です。
認印 に

適しています
楷書体
カイショタイ
隷書をもとに、字形を方正した書体です。
ハネやハライまで、一画一画を丁寧に書いてあるため、美しく読みやすい書体です。
認印 に

適しています
行書体
ギョウショタイ
楷書をくずして書きやすくした書体。
柔らかな印象なので、女性に特に好まれています。
認印 に

適しています